2007年05月12日

Posted by hakku
at 00:11
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準備

海外でつかう携帯電話

今回は、シンガポールの携帯電話に関して、書いてみよう。
現在シンガポールには、シングテル、M1、スターハブという3社のキャリアがある。
この3社は、通信事業を行っているのだが、日本のように通信業者が目立っているのではなく、本体のメーカーの方が、町中では注目されているのだ。
これは、日本とは違って、シンガポールでは世界のほとんどで使われているGSM式の通信を使っているからだ。
GSMの携帯は、日本をのぞくほとんどの国で使われている形式で、携帯に挿しているSIMカードを入れ替えることによって、どの通信キャリアも使うことができるのだ。
もちろん、国が変われば、その国にある通信キャリアのSIMカードを挿すだけで、外国で問題なく使えるようになる。
もっというと、世界150カ国をSIMカードを入れ替えないで使えちゃうっていうSIMカードも存在する。

日本で同じことができないのは、携帯電話本体にSIMロックというものがかかっており、au用の携帯電話は、auのSIMカードしか、識別できないようにできているからである。
非常に不便なように感じるのだが、いいところもあると言えばある。
携帯電話を安く購入できるからだ。
日本では、ちょっと型落ちになれば、新規0円なんてことが、あたりまえだ。
0円なんてものは、間違いなく赤字になるのだが、これができているのがSIMロックがあるおかげだ。
このSIMロックがあるため、通信キャリアはメーカー側にお金を払い、ちょっとでも安くし、自分のところの携帯を買ってもらって、通信費用で儲けようとしているためだ。
そのため、海外のSIMフリーの携帯では、高額なことが予想される。

最近では、日本の携帯でも海外で使えますよみたいなことを、auやDOCOMOが言っているし、ソフトバンクは、元々Vodafonだから、海外に強いなんてことを主張していたりするが、これが実際では全然使い物にならなかったりする。
短期旅行なら、ありかもしれないが、長期となると、とてもじゃないが役に立たない。
理由としては、メールもネットも使えず、会話しか使うことができないためだ。
さらに、日本では、メールといえば、PCと同じEメールなのだが、海外の携帯はSMSメールといわれ、まったく違うメール方式なので、GSM携帯を持っていないと、現地の友達とメールもできないのである。
日本との連絡は、PCでSkypeを使えば、いくらでも無料で通話できるので、携帯で国際電話をする必要などない。

さて、ちょっと横道にそれてしまったが本題に戻ると、留学中の携帯電話は、プリペイド式のSIMカードになると考えられる。
おそらく、普通のタイプのSIMカードを購入するには、現地の銀行口座と就労ビザが必要になると思われるからだ。
本体は、シンガポールで探せば、安い中古を見つけることができるだろうが、到着後すぐにある中間業者のオリエンテーションの際に、携帯買うことになっているので、現地で安い携帯電話を購入することは、難しいのではないかと考えられる。
一番いいのは、留学から帰国した知り合いから、携帯電話を安く譲ってもらうのが、一番いいのだろうと思う。



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